豚 児島精作所

豚児島精作所

わしがまぁまだ赤ちゃんじゃった時の話じゃ。
あ、そうそうわしな、瀬戸内海の小さいそりゃぁずご寂れた漁村で生まれたんよ。
魚がよぅけおって網ですくうたら簡単に捕れるんじゃ。
でもわしな、魚嫌いなんよ。
じゃってなんか臭かろう？？
はらわたとってボウルかなんかに置いといたらな、まぁちょっと時間が経ったらどえらい臭うなるんじゃ。。。
その臭いを思い出したらどうしても魚が食べれんのんよ。
わしのおばあ様がな、その魚の南蛮漬けをよぅ作ってくれたんよ。
これがまぁおいしかったわ、、、さすがおばあ様じゃ。
でも１匹までしか食べれんわ。小骨がのどに刺さるけん。
そんでな、最近はその漁村にな、回船問屋いうのができたり、吹上美術館いうのができてだんだんハイカラな町になりつつあるんよ。
でもまぁ芸術が町に根付くいうのはいいよね。
今の世の中というものは、利便性、機能性、経済性ばかりを求めて、美しさ、ユーモア、やさしさといった心に必要なものを全部おいてきてるでしょう。

ですから精神が不安定になりやすいんです。
心には文化や芸術が必要なんですね。
つまりもっと詳しく説明致しますと、人間の生命、精神活動というものはいくつか必要な要素があるのですが、アストラル体に直接影響を及ぼしますのが芸術や音楽といった文化であり、この体への影響を深めるために文化の素養を身に着けること、また美しい自然と触れ合うことでエーテル体を清らかに保つこと、これらを通して宇宙に遍満しますエネルギーを享受し、愛の表現をすることでメンタル体そして、コーザル体の進化へとつながり、我々は大宇宙の中で、表現者としての正しき姿を現すことが可能となるのです。

ほんでな
わしが赤ちゃんのころなんじゃけど、
天から授かった言葉があるんじゃ。
『豚を操作してゴールさせなさい』